顔や性格がそれぞれに違うように子どもの特性もそれぞれです。また、「障がい」といっても、身体の機能的なものから、脳の機能や特性によるものなど様々です。
障がいは体質のような個性の一部のようなものであって、苦手なところ、上手くいきにくいところは支援することによって、上手くいくようにし、得意なところはどんどん伸ばしていく。このように一人ひとり異なる子どもの特性に合わせた支援をすることは、障がいの有無にかかわらず大切なことです。
子どもの様子で気になることがあれば、子どもとの関わり方を工夫したり、生活習慣を見直してください。もし、対応に困ったり悩んだりしたときは身近な支援者(保育士、学校教諭、保健師など)に相談しましょう。
発達障がいのあるお子さんは、コミュニケーションや注意・集中の困難さ、感覚の問題など特有の困難を抱えており、成長段階に寄り添って個別の支援が行われることが必要です。
そのため、障がい児通所支援(児童発達支援・放課後等デイサービスなど)を利用する前に障がい児支援利用計画を作成し、通所支援開始後、一定期間ごとにモニタリングを行う等の支援を行っています。
また、当事者の特性を周囲に理解してもらうための「サポートブック」作成の支援も行っています
鳥取県では、発達障がいのある子どもの家族支援に取り組んでおり、そんなご家族の支援のひとつとしてペアレントメンターの紹介を行っています。
ペアレントメンターとは、主に自閉症や発達障がいのある子どもを持ち、研修をうけた先輩保護者のことです。同じ親としての視点を大切にし、子育ての悩み相談や情報提供、子どもの障がい理解や支援を行います。
子どもの発達が気になる方は、ご相談されてみてはいかがでしょうか。
ペアレントメンター鳥取